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青春ものの小説ブログです

あとがき

一作だけのつもりが続いてしまった。他ジャンルのものも書いているので、自分でも黒バスにはまりすぎと思っているが、頭で考えていてできあがってしまったのでつい。まあこうして「転ぶ」ということになるのかと思っている。そんないい加減な私である。

 

今回の話は、前作「笥詰めの恋」では駆け足で書いた帝光時代の赤司くんの話である。今回の話はねつ造ネタがものすごく多いので、面白いと思ってもらえるかと思う。なにしろ赤司くんの過去話をはじめ、オリジナルキャラも何名かねつ造している。こんなのはおかしいと思う人も多いと思う。ただ帝光時代は人気のわりに地味な話と思っているので、もう少し派手めに展開させたら面白かったのにと、原作コミックを読んでいて思った。それでねつ造した。容易に元ネタはわかると思うが、古賀さんのモデルは名作「バナナ・フィッシュ」に出てくるブランカである。また赤司くんの家庭事情は一世を風靡したTBSのドラマ「ずっとあなたが好きだった」から引用している。このドラマの主題曲のサザンの「涙のキッス」は今回iTuneでダウンロードした。冬彦さんの顔は少し赤司くんに似ている。と書くと怒るファンの方もいるだろうが、そんなことを思いながら文章を書いていた。しかし赤司くんの母親の話など、ものすごくねつ造が多いので、原作が絶対と思う人には反発されるだろうと思う。ただ私は、赤司くんの目が「エンペラー・アイ」と言うのなら、これぐらいの説明がほしかった。母親の死亡の瞬間を目撃する。それが生涯彼の枷となる話。彼がどうしてもバスケで勝たないといけないと思っている理由。また髪の毛を切ってみせた理由。それらを包括できる話をしてみたかった。それで書いてみた。

 

あともうひとつ参考にしたドラマは、同じくTBSのドラマ「誘惑」である。偶然の目撃場面が多いことと、赤司くんの犯罪的誘惑な部分はこのドラマによっている。山下達郎さんの主題歌「エンドレスゲーム」もよく聞いていた。この曲でははるかな昔、トルーパーでもSSを書いた。何かと縁がある曲なのだなと思う。それだけあのドラマはよくできていた。到底あんなレベルの話など書けないが、リスペクトはしている。これはそういう作品だ。

 

しかしながらラストゲームについては、私はまだ映画版を見ていないし、どう書けばいいのかまったくわからないので、ひとまず帝光時代の話を書いたということで許してもらえないだろうか。それにしても東京には数回しか行ったことはないし、バスケットのことはあいかわらずまったく何もわかっていない。そんな群盲が象をなでるような話をまた書いてしまった。至らない点は多々あると思う。ただ私の創出した中学生日記を読んで、この赤司くんが素敵だと少しでも思ってもらえたら幸いである。